アサヒペン NEW水性インテリアカラー 5Lを徹底レビュー

水性インテリアカラーの基本特徴と安全性について

室内の壁や天井を塗り替える際に気になるのが、塗料の安全性と仕上がりです。この水性インテリアカラーは、カベ紙やビニールカベ紙の上から直接塗れるという特徴があります。1回塗りで仕上がり、ツヤ消しの落ち着いたマットな質感を実現。しかも、塗料に含まれるVOC（揮発性有機化合物）が0.1%以下と非常に低く、シックハウス症候群の原因となるホルムアルデヒドを吸着・除去する環境保護塗料として設計されているのが大きなポイントです。

このような低VOCの塗料は、室内での使用に適しており、特に子供部屋や寝室、リビングなど長時間過ごす空間におすすめです。無臭タイプなので、塗装中や乾燥時の嫌な臭いも気になりません。これなら、塗り替え作業中も家族が快適に過ごせますね。

さらに、防カビ剤が配合されているため、湿気の多い場所でもカビの発生を抑えられる点も安心です。浴室や洗面所、キッチンなどの水回りにも使えるのは嬉しいですね。手あかやマジック、クレヨンなどの汚れが付いても簡単に拭き取れるため、子供のいる家庭でも使いやすい塗料です。

この塗料は水性アクリルエマルション樹脂塗料であり、環境に優しいだけでなく、扱いやすさも抜群。水で薄められるので、塗りにくい場合は5％以内の水で調整可能です。用具の手入れも水やぬるま湯で簡単にできるため、後片付けもストレスフリーです。

このように、安全性と使いやすさにこだわった塗料は、DIY初心者からプロまで幅広く支持されています。室内の壁紙の上から手軽に塗り替えたい方にぴったりの選択肢と言えるでしょう。

適した場所と塗装可能な下地の種類について

この塗料は、さまざまな室内環境に対応できるのが魅力です。特にリビングや寝室、子供部屋などの壁や天井に適しています。カベ紙やビニールカベ紙の上から直接塗れるため、既存の壁紙を剥がす手間が省けるのもポイントです。

また、窓枠などの木部にも使用可能で、和室の壁や天井（しっくい壁・京壁・土壁・砂壁・せんい壁）、コンクリートやモルタル面にも対応しています。浴室やキッチン、洗面所、トイレなどの水回りの壁や天井にも使えるため、家中の多くの場所で活躍します。

ただし、適さない場所もあります。布カベ紙やオレフィン系カベ紙、ユニットバスや浴槽、常に水がかかる場所、湿度が高すぎる場所、床面、カウンターや机、椅子などの家具には使用できません。これらの場所に塗ると、塗膜が剥がれたり劣化が早まる可能性があるため注意が必要です。

下地処理も重要なポイントです。土壁や砂壁、せんい壁に塗る場合は、専用の下塗り剤や水性シーラーを使うことで、塗料の密着性を高めて長持ちさせることができます。タバコのヤニやサインペンの汚れがある場合は、中性洗剤でしっかり拭き取るか、専用のヤニ・アク止めシーラーを下塗りしてください。

新しいコンクリートやモルタル面の場合は、油性シーラーや強浸透性水性シーラーで下塗りを行うのが望ましいです。これらの下地処理を適切に行うことで、仕上がりの美しさと耐久性が格段にアップします。

塗装の手順と乾燥時間のポイント

塗装作業をスムーズに進めるためには、正しい手順と乾燥時間の管理が欠かせません。まず、塗る前に下地の汚れやホコリをしっかり落としましょう。特に油汚れやヤニ汚れがある場合は、中性洗剤で丁寧に拭き取ることが大切です。

下地処理が終わったら、必要に応じて下塗り剤を塗布します。下塗り剤は塗料の密着性を高め、ムラのない仕上がりをサポートします。下塗りが乾いたら、いよいよ本塗りに入ります。

この塗料は1回塗りで仕上がるため、厚塗りせず均一に塗ることがポイントです。塗りにくい場合は、水で5％以内に薄めて調整してください。塗装用のローラーや刷毛を使うと、効率よく塗れます。

乾燥時間は季節によって異なります。夏場は30分から60分程度で乾きますが、冬場は2～3時間かかることもあります。乾燥が不十分だと仕上がりに影響が出るため、十分に乾かしてから次の作業に進みましょう。

また、塗料が乾く前に用具を水やぬるま湯で洗うと、簡単に汚れが落ちて後片付けが楽になります。塗装作業後の掃除もスムーズに行えるのは、DIY初心者にとって嬉しいポイントですね。

防カビ性能と汚れに強い塗膜の秘密

室内の壁は湿気や汚れが付きやすく、特に水回りではカビの発生が気になるところです。この水性インテリアカラーは、防カビ剤が配合されているため、カビの発生を抑制する効果が期待できます。湿気の多い浴室や洗面所、キッチンの壁や天井にも安心して使えるのが大きなメリットです。

また、塗膜は手あかやマジック、クレヨンなどの汚れが付着しても簡単に拭き取れる耐汚染性を備えています。子供部屋の壁に使っても、落書きがついても安心ですね。日常の汚れをサッと拭き取れることで、長くきれいな状態を保ちやすくなります。

このような防カビ性能と汚れに強い塗膜は、塗料の成分と製法の工夫によって実現されています。水性アクリルエマルション樹脂をベースにしているため、塗膜が柔軟で割れにくく、汚れが付きにくい性質を持っています。

さらに、無臭タイプのため、塗装中に発生する刺激臭がほとんどなく、室内環境を快適に保てるのもポイントです。これなら、家族みんなが安心して過ごせる空間づくりに役立ちます。

防カビ性能と耐汚染性は、長期間にわたり室内の壁を美しく保つための重要な要素です。特に湿気の多い場所や子供がいる家庭では、このような機能がある塗料を選ぶことが賢明でしょう。

価格とコストパフォーマンスの考え方

この塗料の価格は5リットル入りで約6,745円です。5リットルは一般的な住宅の壁や天井の広範囲をカバーできる容量で、1回塗りで仕上がるため、塗り重ねの手間や追加の塗料購入を抑えられます。

価格だけを見ると少し高めに感じるかもしれませんが、1回塗りで済むことや防カビ剤配合、低VOCで安全性が高いことを考慮すると、コストパフォーマンスは十分に良いと言えます。特に、塗り替えの手間や時間を節約できる点は大きなメリットです。

また、塗料の耐久性やメンテナンスのしやすさも長い目で見ると経済的です。汚れが付きにくく、カビの発生を抑えることで、頻繁に壁の掃除や再塗装をする必要が減ります。

以下の表に、一般的な水性塗料との比較をまとめました。

項目	この塗料	一般的な水性塗料
容量	5L	3～5L
価格	約6,745円	約4,000～7,000円
塗り回数	1回塗り	2回塗り以上が多い
防カビ剤配合	あり	なしが多い
VOC含有量	0.1%以下	0.5%以上が多い

このように、性能面での優位性を考えると、価格に見合った価値があると言えます。

塗装時の注意点と失敗しないためのコツ

塗装作業は簡単そうに見えて、いくつかのポイントを押さえないと失敗しやすいものです。まず、塗る場所や下地の状態をよく確認しましょう。適さない場所に塗ると、剥がれやすくなったり、塗膜が劣化する原因になります。

また、下地処理は塗装の仕上がりに直結します。汚れやホコリをしっかり落とし、必要に応じて下塗り剤を使うことで、ムラなくきれいに仕上がります。特に土壁や砂壁などのざらついた下地は下塗りが必須です。

塗料が乾くまでの時間も守りましょう。乾燥が不十分だと、塗膜が剥がれやすくなったり、汚れが付きやすくなります。冬場は特に乾燥時間が長くなるため、焦らずゆっくり作業することが大切です。

塗りにくい場合は水で薄めることができますが、薄めすぎると塗膜が弱くなるので注意してください。5％以内の薄めが推奨されています。

最後に、用具の手入れは塗料が乾く前に行うこと。乾いてしまうと落としにくくなり、次回の作業に影響が出ます。

よくある質問（FAQ）

• Q: カベ紙の上から塗っても剥がれませんか？
  A: 適切な下地処理を行い、カベ紙の状態が良ければ問題なく塗れます。ただし、布カベ紙やオレフィン系カベ紙は適しません。
• Q: 臭いはどのくらいですか？
  A: 無臭タイプなので、塗装中や乾燥時に嫌な臭いはほとんど感じません。
• Q: どのくらいの面積が塗れますか？
  A: 5リットルで約20～25平方メートルの壁面を1回塗りできます。
• Q: 水で薄めても性能は落ちませんか？
  A: 5％以内の薄めなら問題ありませんが、それ以上薄めると塗膜の強度が落ちるので注意してください。
• Q: 浴室の壁に使えますか？
  A: 浴室の壁や天井には使用可能ですが、ユニットバスや浴槽、常に水がかかる場所は避けてください。

まとめ：安全で使いやすい室内用水性塗料の選び方

室内の壁や天井を塗り替える際には、安全性、使いやすさ、仕上がりの美しさが重要です。この水性インテリアカラーは、カベ紙やビニールカベ紙の上から直接塗れる手軽さと、防カビ剤配合によるカビ対策、低VOCで無臭という安心感が魅力です。

適した場所や下地処理のポイントを押さえれば、初心者でもきれいに仕上げられます。1回塗りで済むため、作業時間の短縮にもつながります。価格はやや高めですが、性能や安全性を考えると納得のコストパフォーマンスです。

塗装前の準備や乾燥時間を守り、適切な場所に使うことで、長く快適な室内空間を保てます。これから壁のリフォームや模様替えを考えている方に、ぜひ検討してほしい塗料です。

店舗名	ドンドンエース
価格	6,745円（税込）
送料	送料別