初心者でも簡単！花苗で作るハンギングリースセット

ハンギングリース作りの魅力と基本のセット内容

壁掛けやフェンスに飾るハンギングリースは、空間を華やかに彩るガーデニングアイテムのひとつです。特に自分で花苗を植え込んで作るタイプは、完成したときの達成感もひとしお。今回ご紹介するのは、初心者でも簡単に取り組める小サイズのリースセットで、2回分の材料が揃っているため、じっくり楽しみながら制作できます。

セット内容は特製のリースカゴ（直径約30cm）、水苔2回分、元肥入りの専用土5Lが2回分、そしてわかりやすい解説書が1枚付いています。リースカゴは中央に空洞があり、植え込み部分の深さや広さも花苗にぴったり合う設計。9cmサイズの苗を6株ほど植えられるサイズ感です。

このセットの最大の魅力は、必要な土や水苔が十分に揃っていること。通常、リース作りは土や水苔の準備が面倒ですが、このセットならその手間を大幅に省けます。さらに、説明書が丁寧なので、初めての方でも安心して取り組めるのが嬉しいポイントです。

また、吊るための針金リングがカゴに付いているため、壁やスタンドに簡単に掛けられます。ただし、S字フックやネジ釘などの掛けるための金具は別途用意する必要がありますので、準備を忘れずに。飾る場所に応じて適切な資材を選ぶことが、リースを長く楽しむコツです。

自宅で手軽に園芸教室のような体験ができるこのセットは、家族や友人と一緒に作るのもおすすめ。季節の花を選んで植え込めば、季節感あふれるオリジナルリースが完成します。お部屋や玄関先が一気に華やぐので、日々の暮らしに彩りを添えたい方にぴったりです。

専用土と水苔がもたらす育てやすさの秘密

リース作りで意外と重要なのが土選びです。軽さを重視して普通の軽い土を使うと、水持ちが悪くなりがちで、結果的に花苗が育ちにくくなってしまうこともあります。そこで、このセットに含まれる専用土は水持ちが良く、花苗の成長に適した配合がされています。

専用土は元肥入りなので、植え込んだ直後から花苗に必要な栄養が供給されやすく、元気に育てやすい環境を作ってくれます。さらに、水苔は繊維が長くしっかりしているため、土の乾燥を防ぎつつ適度な通気性を保つ役割を果たします。これにより、根腐れのリスクを減らしつつ、健康的な根の成長を促します。

リースの植え込み部分は深さが約7.5cmと限られていますが、この専用土と水苔の組み合わせで、少ない土量でも十分な水分と栄養を保持できるのがポイント。水やりの際も、土が乾きすぎず、かつ過湿にもなりにくいバランスが保たれます。

水やりは基本的に1日1回が目安で、掛けたまま行えるためとても楽です。不要な水は自然に重力で抜ける設計なので、過剰な水分が根に溜まる心配も少なく、管理が苦手な方にもおすすめです。

また、リースの土や水苔は2回分セットになっているので、1回目のリース作りが終わってもすぐに次のリースに挑戦できるのも嬉しいポイント。季節ごとに花苗を変えて楽しむことも可能です。

リースの設置場所と飾り方のコツ

ハンギングリースは飾る場所によって見栄えや管理のしやすさが大きく変わります。まずは安全面を考慮した設置場所の選定が大切です。ベランダのフェンスやラティス、玄関ドアの横、門扉、デッキ、塀、ポールなど、リースを掛ける場所は多様ですが、それぞれに適したフックや金具を用意しましょう。

リースカゴには吊り下げ用の針金リングが付いていますが、実際に壁やフェンスに掛けるためのS字フックやネジ釘はセットに含まれていません。これらは設置場所の素材や形状に合わせて選ぶ必要があります。例えば、木製のフェンスならネジ釘が使いやすく、金属製の柵ならS字フックが便利です。

設置の際は、リースの重さ（完成時は約3〜5kg）に耐えられるかどうかを必ず確認してください。水やり後は特に重くなるため、強度のある金具を使うことが安心です。

飾る高さもポイントで、目線の高さに設置するとリースの美しさがより引き立ちます。お花の手入れや水やりもしやすくなるので、管理の面でもおすすめです。

また、リースの形状は自然素材で編まれているため、若干の個体差や木部のささくれ、擦れなどが見られることがありますが、アイアン製の芯が入っているため強度はしっかりしています。これらは自然の味わいとして楽しんでいただければと思います。

飾る場所に困った場合は、専用のアイアンスタンドを活用するのも良いでしょう。バランスやデザイン性に優れており、リースをより美しく魅せる効果があります。

季節ごとに楽しむおすすめの花苗リスト

リース作りは季節感を楽しむのにもぴったりです。季節に合った花苗を選ぶことで、より長く美しいリースを楽しめます。ここでは代表的なおすすめの花苗をご紹介します。

• 春〜秋（5月〜10月頃）：ロベリア、ペチュニア、インパチェンス、ベゴニア、ニチニチソウ、トレニア、サンビタリア、メランポディウムなど。これらは暖かい季節に元気に育ち、色鮮やかな花を咲かせます。
• 秋〜春（11月〜4月頃）：ビオラ、プリムラジュリアン、ガーデンシクラメン、スイートアリッサム、白妙菊、葉牡丹など。寒い季節でも比較的育てやすく、冬のガーデニングに彩りを添えます。

これらの花苗は9cm（3号）サイズのポット苗がリースにぴったり。植え込み数は標準で6株程度ですが、花の種類やボリュームに応じて調整しても構いません。花苗の組み合わせ次第で、個性的なリースが作れます。

花苗を選ぶ際は、日当たりや風通し、地域の気候条件を考慮することが大切です。リースは壁掛けタイプなので風の影響を受けやすく、強風が当たる場所は避けたほうが無難です。

また、花がら取りや枯れた葉の除去など、日々の手入れをこまめに行うことで、リースの美しさが長持ちします。管理が楽な花苗を選ぶのもポイントです。

リース作りの手順とポイント

リース作りは初めてでも簡単に取り組めるように、セットには詳しい解説書が付属しています。ここでは基本的な手順とポイントを解説します。

• 準備するもの：9cmサイズのポット苗6株程度、S字フックやネジ釘などの掛けるための金具、そしてセットに含まれるリースカゴ、水苔、専用土。
• リースカゴのビニール加工：使用前に上部の補助的な水やり用ビニールを切り、底の水抜き部分の穴の大きさを調整します。これにより水はけが良くなり、植物の根に適した環境が整います。
• 土と水苔のセット：専用土をリースカゴに均等に入れ、その上に水苔を敷いて土の乾燥を防ぎます。水苔は繊維が長いものを使うのがポイントです。
• 花苗の植え込み：ポット苗を取り出し、根鉢を崩さずにリースカゴに植え込みます。苗同士の間隔を均等にし、バランスよく配置しましょう。
• 仕上げと設置：植え込みが終わったら軽く水やりをし、吊り下げ用の針金リングにS字フックなどを掛けて設置場所に吊るします。

ポイントは苗を詰め込みすぎず、適度なスペースを保つこと。これにより風通しが良くなり、病害虫のリスクを減らせます。また、土の量や水苔の量は説明書通りに使うことが、元気なリース作りの秘訣です。

リース作りは手順を守れば誰でも楽しく取り組めます。特にこのセットは材料が揃っているので、準備の手間が少なく、すぐに始められるのが魅力です。

リースの管理と長持ちさせるコツ

完成したリースは飾るだけでなく、日々の管理が美しさを保つ鍵となります。水やりは基本的に1日1回が目安ですが、季節や気温によって調整しましょう。土が乾いていないのに水をやりすぎると根腐れの原因になるため、土の状態をよく観察することが大切です。

また、花がらや枯れた葉はこまめに取り除くことで、見た目がすっきりし、次の花が咲きやすくなります。リースは壁掛けなので、地面のプランターよりも目立ちやすく、管理のモチベーションも上がります。

風通しの良い場所に飾ることも重要で、湿気がこもると病気のリスクが高まります。特に梅雨時期や雨が続く季節は、リースの状態をこまめにチェックしましょう。

冬場は寒さに強い花苗に植え替えるなど、季節ごとのメンテナンスもおすすめです。専用土と水苔の効果で、リースの土は水持ちが良く、乾燥しにくい設計ですが、過湿にも注意が必要です。

最後に、リースの重さは水やり後で約3〜5kgになるため、設置場所の強度を再確認してください。安全に飾ることで、長く楽しめるリースになります。

関連資材の選び方と活用法

リース作りをより快適にするためには、関連資材の選び方もポイントです。まず、リースを掛けるためのS字フックは、設置場所の素材や重さに対応したものを選びましょう。耐荷重が十分なものを選ぶことで安心して飾れます。

また、リース専用のアイアンスタンドは、飾る場所がない場合や、壁に穴を開けたくない方におすすめです。デザイン性も高く、リースをより美しく見せる効果があります。

植え替え用の土や水苔の追加購入も検討すると良いでしょう。特に花苗の数を増やしたり、リースのサイズを変えたい場合は、土や水苔の量が足りなくなることがあります。セットに含まれる量は標準的な6株用なので、用途に合わせて適宜追加してください。

さらに、季節ごとのおすすめ花苗やオーナメントなども同時に購入できると、リースのバリエーションが広がります。おしゃれな飾りをプラスすることで、より個性的で華やかなリースが完成します。

これらの関連品は同梱しても送料無料なので、一緒に購入すると送料の節約にもなります。自宅での園芸教室のような感覚で、じっくり楽しみながらリース作りを続けられます。

購入前に知っておきたい注意点とよくある質問

リースセットを購入する前に、いくつかの注意点を押さえておくと安心です。まず、北海道・沖縄への発送は対応していないため、該当地域の方はご注意ください。また、自然素材で作られているリースカゴは形や木材の使用感に個体差があり、ササクレや擦れ、皮の剥がれが見られる場合がありますが、これは無償交換の対象外となっています。

リースのビニール加工は使用前に切る必要があり、切り方によっては水はけに影響が出ることもあります。説明書に従って慎重に作業しましょう。ビニールの糸を切ってしまっても問題はありませんが、穴の大きさは植物に合わせて調整してください。

設置場所の安全確認も必須です。リースは水やり後に重くなるため、掛ける場所の耐荷重を必ず確認してください。強風が当たる場所や不安定な場所は避けるのが無難です。

よくある質問としては、花苗の種類や数の調整、土や水苔の追加購入方法、設置用金具の選び方などが挙げられます。これらは購入後でもメールで相談できるので、不安な点は遠慮なく問い合わせてみましょう。

最後に、1回分のリースセットも販売されているため、用途や作りたい数に応じて選ぶのがおすすめです。2個以上作りたい場合は、今回の2回分セットに単品のリースカゴを追加購入すると効率的です。

店舗名	花苗園芸店なごみ
価格	4,980円（税込）
送料	送料無料